目次
卒業制作について 準備期間編
中間課題が終わると、最後に待ち受けているのは卒業制作です。私がどうやって卒業制作を進めていったのか、備忘録として、まず動画授業や中間課題期間と並行してやっていたことを記します!(大体入学して2〜3ヶ月目のこと)
卒業制作はオリジナルウェブサイト制作です。課題の条件はこちら↓
- トップページ+下層ページを3ページの合計4ページ以上の作成
- スマホ/PCにレスポンシブ対応
- 卒業発表時はサーバーにアップしたURLから発表すること
オリジナルテーマなので、中間課題のようにデジハリから仮想クライアントの用意はありません。なのでまず自分でテーマを決める必要があります。
クライアントワークができたらクライアントワークを!という感じだったので、まずクライアントを探すところから始まります。クライアントワークだと実際に仕事をし始めた時のイメージが湧きやすいからお勧めされました。
見つからない場合や、やりたいテーマがある場合などは仮想サイトの制作をする方もいらっしゃいます。トレーナーによっては、卒業制作のみをポートフォリオに掲載する場合、製作したウェブサイトの業界にしか刺さらなくなる可能性があるから慎重に考える必要がある。とお話がありました。
クライアント探し
我々のクラスでは、入学して2ヶ月目末までにはクライアントを見つけよう!と言われていました。動画を観進めつつ、クライアント先を探さなければいけないというミッションをコンプリートしないとで、初めてのWebデザイナーとしての営業…!!と力が入りました。
クライアントの探し方
2か月目初めの対面授業(プロフィール発表会)の時には、もうクライアントが決まってたり、候補があるママもちらほらいて…!!焦る焦る💦
課題をトレーナーチェックする時にプラスで卒業制作の話を聞けそうなトレーナーにちょこちょこ探りを入れていました。どうやら、クライアントの探し方は下記が多いよとのこと。
- 自分の親族・友人のサイト(これが大多数を占める)
- 子供の習い事先など子供関連
- 気になる企業へ突撃営業やお問い合わせ
ココナラとかで探すのもありかな?と思ったけど、トレーナー数人に聞いた感じだと、今のところ出会ったことがないそうで。ヒアリングしにくいし、途中で逃げられる可能性も考慮するとあまりお勧めしないとのことでした。InstagramやXなどを使用した呼び込みをした人は過去いたそうですが、ほぼ聞いたことがないとのこと。
せっかくなので実務経験に近い状態にしたいと思い、親戚友人知人ではない方のウェブ製作をしたいと思いました!どうやってクライアントを探そうかなと思った時に、クライアント先として思い浮かんだのは下記二つでした。
- 自分の住んでる場所の側にある個人経営店
- 自分がよく使うウェブサイト
せっかくやるなら自分が使ったことのあるサイトの方がイメージや、改善点が湧くかなと思い、キャンプやアウトドアが好きなので、キャンプやコテージのウェブサイトのリニューアル提案をしよう。と思いました。
お問い合わせ
クライアント先候補として挙げたのは2社でした。どちらも宿泊を数回したことのある場所で予約の際の導線がもう少しスッキリできるかなと微かに感じていたサイトです。この2社に対し、お問い合わせフォームからお問い合わせを送りました。相手からしたら、無料でウェブサイト制作?なんで?怪しくない??と思われかねないと思い、ご連絡する際には、デジハリの生徒であることに加え、職務経歴書(ポートフォリオ付き)とスケジュール、資料(お伝え事項)を用意しました。全てCanvaで作ってみました。これが人生初Canvaでした。
お伝え事項では、お金で揉めたくなかったのと、将来の転職の際にポートフォリオに掲載したかったので下記内容を入れ込んでます。
- 無償で作成します
- サーバー代は負担ください
- ポートフォリオに掲載するよ
- 卒業後の更新などは料金が発生するかもよ

お伝え事項とスケジュール表の書き方や内容は下記ブロガー様を参考にさせていただきました🙏
職務経歴書では虚偽記載しているかの確認や、人物確認するかもしれないと思い、旧姓を記載して大学や企業名と名前が一緒に出てくることで安心感を持っていただければと思いました。

お問い合わせ文章はAIと一緒に考えた後、トレーナー数名にチェックしてもらいました。
ご担当者様
はじめまして。突然のご連絡失礼致します。
現在デジタルハリウッドでWebデザインを学んでいるXXXXXと申します。
2021年から、数回、貴社キャンプ場に友達家族と宿泊させていただいておりました。東京から高速でも近く、トイレなど水回りも綺麗なのでお気に入りのキャンプ場です。
また予約する際に貴社のWebサイトを拝見し、コンセプトや世界観に魅力を感じております。
この度、私が通うデザインスクールの卒業制作として、企業様のWebサイト制作の課題があり、日頃からよく利用させていただいている貴社のWebサイトの、改善制作をさせていただけないかと思い、ご連絡させていただきました。
よりユーザーに優しく、予約までの導線がスムーズなデザインの制作提案ができればと考えております。
また、完成したページを気に入っていただけた場合には、実際のWebサイトにご活用いただくこともご検討いただけましたら光栄です。もちろん制作費用はいただきません。
Webサイトはプロの講師からアドバイスをもらいながら作成するためクオリティは担保されています。
もしご興味を持っていただけましたら、一度オンラインでお話を伺い、ターゲット層やサイトに込めたい想い、サイト運営に不都合を感じている部分、制作提出期限やご用意いただきたい素材(写真など)などのお話をさせていただければ嬉しく思います。
最後に私の今までの職歴と制作物ポートフォリオを添付し、また今までデジタルハリウッド卒業生が作成した卒業制作を見本として下記に掲載いたします。
デジタルハリウッド卒業制作:https://school.dhw.co.jp/course/web/graduationwork/
突然のご連絡で恐縮ですが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
最後に担任にもお伝え事項とお問い合わせ文章を確認してもらっていざ営業!2件送って1件からOKをいただきました!最初断られた時はもうクライアントワークはできないかも…と思ってしょんぼりしてました笑。諦めないことが大事!
クライアント探しを本格的に作業し始めてから1週間くらいで決定しました。OKしてくれたクライアントさんのご要望に応えられるよう、頑張りたいと思ってます!
挨拶・ヒアリング
クライアントは富士山の側のキャンプ場であり、私は都内に住んでるため、挨拶や打ち合わせにはZoomを使いました。無料アカウントだと打ち合わせ時間は最長40分で切れてしまうため、基本40分間の打ち合わせです。
挨拶の際には、お問い合わせ時に添付したお伝え事項とスケジュールの説明をして、ヒアリングシートへの記載をお願いしました。
ヒアリングシート・素材提供の依頼
ヒアリングシートについては、Googleのスプレッドシートで作りました。「サイト制作 ヒアリングシート」と検索して出てくる内容を調べつつ、クライアントのHPを見ながら必要そうな内容を盛り込みました。

挨拶終了後、お礼メールを送る際に共有リンクにて共有。約10日間でわかる範囲で埋めていただき、それを基に次回の打ち合わせをしました。
併せて現在のHPに掲載している写真やロゴ・画像のファイルの提供依頼もしました。膨大なファイル量になると思ったので、私はSynologyのNASを持ってたのでそれを利用してファイルを共有してもらいました。
クラウドサービスなどを使用している方はクラウドサービスの共有リンクで提供依頼が可能だと思います。
ヒアリングシートを経ての第二回打ち合わせ
2回目の打ち合わせの時に記入済みのヒアリングシートを見ながら、埋められなかった部分や、ターゲットの深掘り、回答した内容の背景を確認して解像度を高めました。
担任からはクライアントがヒアリングシートの記入が終わった後に2回打ち合わせをするとベターと言われました。深掘りの打ち合わせと、ペルソナを作成してトンマナが合ってるか確認の打ち合わせです。その後に企画書を作成した方がズレがなくていいよと。しかし、夏のキャンプシーズン到来でクライアントが忙しくなり、なかなか時間が取れず一度の打ち合わせで企画書作成を開始。
企画書作成
卒業制作は対面授業の中で複数回発表する場があります。4ヶ月目以降の対面授業は全て発表です。
1回目:卒業制作オリエンテーション
2回目:卒業制作企画書発表
3回目:卒業制作デザインチェック
4回目:卒業制作コーディングチェック
5回目:卒業制作発表会 → 卒業!!
1回目のオリエンテーションは、中間課題のコーディング締切から1週間後に発表というスケジュールで、かつトレーナーチェックも終わったやつできてね!ということなので、絶対に中間と並行して発表内容を作成したほうがいいです!
オリエンの発表では企画書の概要をまずまとめる、という感じでOKだそうです。どんなサイトの制作をやりますー。くらいでもOKのようで。
ただ我々の担任はお尻をすごく叩いてくれる感じだったので、オリエンの時には企画書+ワイヤーフレーム(トップページと下層ページ1ページ)があるといいよ!という感じでした笑
過去の先輩方の企画書を参考にした結果、大体こんな感じの内容になります。
- クライアントについて(どんな業種か、特徴と強み)
- 依頼内容
- 現状のHPについて(現状のサイト状況、課題と改善点)
- ターゲットについて(ペルソナ、カスタマージャーニーなど)
- 競合分析(コンテンツ面、ペルソナからみた優位さ、サイトからのイメージなど)
- 提案事項(フォント、配色など)
- 参考サイト(デザイン面、機能面)
- サイトマップ
- 対応デバイス
- スケジュール
中間課題のデザイン制作に煮詰まってる時に、企画書をさくさく進めてました。
トレーナーには最終的に8回チェックしてもらいました。ちょっと枚数は多くなって全部で27ページ。

企画書チェックの際に、最初の数回は話す内容まで考えていなかったので、喋り方が下手くそ、と言われてしまったのが心に残りました…。説明って難しい…。
なので実際にオリエンで発表する気持ちで5分のスピーチにして話すようにしました。これまたAIとスピーチ原稿作成です。初めてGeminiを使って企画書を読み込ませてスピーチ原稿のドラフトを作りました。それを修正し、5分の内容にChatGPTにしてもらってます。
また、私のクライアントはWordPress化と、多言語翻訳を希望されているため、その際の構成をちゃんと考えているか?WordPressのどのプラグインを使うのか?翻訳は誰がするのか?海外の方向けのコンテンツを追加したほうがいいのではないか?などの話も挙がりました。
少しでもWordPressの知識があると深掘りできる内容が多くなると思います。
企画書を見て企画書の内容だけでなく制作する際のことを一緒に考えてくれるのは本当にありがたいです🙏
まとめ
動画授業を見ながらだったり、中間課題をこなしながらだったりの卒業制作関連の作業は以上でした!
卒業制作からは作る内容が他のママ達と違うので、進み具合が全然変わってくる気がします。ページ数も違うし、難しいコンテンツ(先輩ママたちを見るとみんなお問い合わせがバリデーションしてる)を入れるかの違いもあるだろうし。デザインに力をかけたい人、コーディングに力をかけたい人、などなどスケジュール感も変わってくるんだろうな。
担任のトレーナーからのフィードバック内容もそれぞれ違い、共有したり、されても全部を当てはまるわけでもなくなってきたり。
なのであまり周りの進捗を気にせず、それでも同じクラスのみんなと切磋琢磨しながら卒業制作に臨もうと思います!

